りこぴんのココカラ上がる話♪

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がん保険の必要性や賢い選び方は?給付金ゼロにしない7つの注意点とは!

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こんにちは!りこぴんです♪ 保険の中で一番気になるがん保険。本当に必要なの?入るとしたらどんなことに注意したらいいの?そんながん保険の必要性や賢い選び方は?最悪給付金ゼロにしない7つの注意点とは?がん保険についてご紹介しますね!

 がん保険の選び方は難しい?

私は現在、FP業務に携わっていますが、

前職は小さなFP事務所で

数え切れないほど保険の見直しや保険相談を

取り扱った経験があります。

 

今回はその経験を元に

保険業界の裏話も含めて

がん保険を検討している方へ

役立つ情報をご紹介しますね!

 

がんという一つの病気に特化した保険が

がん保険ですが、

実は一番選び方が難しい保険でもあります。

 

なにも知らずに保険の営業マンを信じて

がん保険に入った人が最悪給付金がゼロに!

 

まったくもらいないこともあり得るからです。

 

がん保険の必要性は? 

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そもそもがん保険は本当に入ったほうが

いいのか?という疑問もありますよね。

 

がん、心筋梗塞、脳卒中は

日本人の死因トップ3ですし、

特に家族や親戚、身近な友人・知人が

がんになったり、がん家系だったりすると

心配になるものですよね。

 

がん保険が必要と考える人は、

がんになったら高額な医療費がかかるのでは

と思うようです。

 

確かにがんにかかると、

保険が適用される治療では

高額療養費制度を利用すれば、

自己負担分をカバーできますが、

 

保険適用外の治療もあり得るため、

高額な医療費を自腹で捻出する

可能性も出てきます。

 

私が考えるのは、その保険適用外の治療費を

出せるだけの十分な貯蓄がある人は

医療保険もがん保険も必要ないと思います。

 

ただがんの場合は、重粒子腺治療などの

先進医療を受けるには1回300万円以上の

自腹を切らなければなりません。

 

「そのくらい貯蓄があるよ」という人でも、

藁をもつかむ気持ちで、ありとあらゆる

高額な民間療法を試したりしているうち、

何百万では済まず数千万ともなれば

現実的ではありませんよね。

 

ですので、医療保険はともかく、

がん保険に限ってはちゃんとした保険に

入っておいたほうが安心ですよ^^

 

がん保険の賢い選び方、7つの注意点とは?

1.定期タイプか終身タイプか?

がん保険には10年間など一定期間の間だけ

保障する定期タイプ

一生涯保障する終身タイプの2種類があります。

 

ここは余程のこだわりがある方を除いて、

終身保障のタイプを選びましょう。

 

いま健康な方でも10年後にがんになったら、

定期タイプでは更新することも

見直しすることもできないからです。

 

2.診断給付金の支払い条件をチェックする!

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がん保険には、がんになったら一時金を

受け取ることができる診断給付金があります。

 

たとえば、診断給付金を予め100万円と

設定した場合、

がんと診断された時点で、

100万円が一括で受け取れるというもの。

 

ただここで気をつけなければいけないのは、

支払い条件です。

 

がんには、上皮内新生物と悪性新生物の

2つがあります。

 

医学的な難しい説明を抜きにして

簡単にいうと、上皮内新生物とは、

たとえば皮膚がんになった場合、 

そのがんになった皮膚の組織を

手術で取り除けば、それ以上

がんが進行することなく、

転移や再発の可能性が極めて少ない

初期がんのことです。

 

反対に悪性新生物とは、

転移や再発の可能性が高い

進行性のがんです。

 

そこで診断給付金の支払い条件が

「悪性新生物と診断された場合」

となっていたら、

上皮内新生物(初期がん)では

給付金ゼロとなり、

1円も受け取れなくなります。

 

また上皮内新生物(初期がん)と

診断され支払われる場合でも

診断給付金が10%、50%に減額となる

がん保険もあります。

 

さらに診断給付金の支払い回数も

チェックしておきましょう!

 

がんといえば、再発や転移することも

考えておかないとならないですが、

各保険会社によって初回のみ診断給付金を

受け取れる保険と

2年に1回という条件付きではあるものの、

無制限に何度でも診断給付金が受け取れる

保険もあります。

 

現在はこの無制限に受け取れる

診断給付金が主流になってきていますが、

中には古いタイプもありますので、

注意してくださいね。

 

理想は、

・上皮内新生物でも減額なしで、

 診断給付金が100%=満額受け取れる

・2年に1回、回数が無制限に受け取れる

診断給付金がおすすめです。

 

3.入院特約は付加する?付加しない?

がん保険でも入院が主契約(必須の契約)

となっている場合は外すことはできませんが、

入院特約(オプションのようなもの)で

付加するかどうか選択できる場合について。

 

近年がんになった場合、

入院せずに治療を受けるケースが

増えているというのを聞いたことありませんか?

 

たとえばがんでも通院で抗がん剤治療や

放射線治療を受けたり、

手術をしても2泊3日で退院させられたり

することも多いんですね。

 

そうすると入院保障は

医療保険に入っていたら十分に

賄えてしまう可能性もあるんです。

 

ただ医療保険の入院特約と違い

がん保険の入院特約は入院日数の制限が

ありません。

 

つまり極端な話、入院日額1万円が

受け取れるケースでは、

入院が万一長期にわたり1年、2年と

なってしまった場合でも

入院日数分すべてが無制限に

1日あたり1万円が支払われるんです。

 

その辺をよく考えて

がんのために手厚い入院保障が欲しい

と思われたら、

入院特約を付けたらいいと思いますよ^^

 

4.通院保障の支払い条件をチェックする!

入院保障より大切なのは通院保障です。

 

上記でお話したように、

いまは入院せずに通院でがんの治療をする

ケースが増えているからです。

 

そこで通院保障の支払い条件を

必ずチェックしてください。

 

支払い条件が1日でも入院することが

条件であれば、

どんなに通院しても給付金ゼロ、

1円ももらえないんです。

 

そこで入院を条件としない通院保障が

付けられるタイプがおすすめです。

 

5.放射線治療保障のグレイ数をチェックする!

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がんの治療といえば、

抗がん剤投与と放射線治療を受ける

可能性が大きいですが、

放射線治療保障が特約で付けられる場合、

グレイ数を確認してください。

 

このグレイというのは、

簡単にいうと放射線の量です。

 

放射線を1回につき、5グレイ、

それを12回受けたら60グレイになります。

 

例)放射線治療の1クール

⇒5グレイ×12回=60グレイ

 

保険会社によっては、

グレイ数の制限がなく極端な話、

1グレイからでも支払う会社もあれば、

50グレイ以上を支払い条件にしている

会社もあります。

 

つまりグレイ数が50グレイに達するまで

給付金は1円も受け取れないんです。

 

これは意外と皆さん知らない落とし穴

なんですよね。

 

そこでグレイ数に制限がない放射線治療の

保障を付けられるタイプがおすすめです。

 

6.死亡保障は付ける?付けない?

冒頭でがんは死因のトップ3に

上げられているとしましたが、

正確にいうと、がんが死因になる

ケースはほとんどないのは

ご存知でしょうか?

 

がんが進行して末期がんになり、

最終的に死亡する直接の原因は、

がんではなく心不全が多いんです。

 

たとえば、がん保険に死亡保障を

100万円付けたとしましょう。

 

・がんで死亡したら100万円

・がん以外の病気で死亡したら

 1/10の10万円

が支払われる例で考えてください。

 

がん患者でも最終的な死因

心不全だったら受け取れるのは

満額の100万円ではなく

1/10の10万円になってしまいます。

 

一家の主がもし他の死亡保障に

一切入っておらず、

こういったがん保険のタイプにだけ

入っていた場合どうなるでしょう?

 

残された奥さんはご主人が亡くなっても

たったの10万円しか受け取れないんです。

 

これは相当キツイと思いませんか?

 

まぁ正直100万円でも

キツイといえばキツイですが、

受け取れないよりはいいですよね^^

 

こういった悲劇にならないためにも、

死亡保障はがん保険に付けるのではなく、

ちゃんと終身保険や定期保険で

用意すべきなんです!

 

残された愛する家族のことを

一番に考えてくださいね。

 

7.保険料免除特約が付加できるか?

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がんになったら給付金を受け取れても、

保険料の支払いがずっと続くのは

困りますよね?

 

そこで保険料の支払いが免除される特約

が付けられるか、

チェックするようにしましょう!

 

保険料免除になれば、

保険料を気にすることなく

治療に専念できるのでおすすめです。

 

誕生日直前の契約に気をつけよう!

がん保険といえばアフラックという方が

多いようです。

 

やはり実績もありますし、

保障内容も充実して人気があるのも

納得できます。

 

ですが、一つだけ難点があります。

 

もうすぐ誕生日という方が

アフラックを選んだ場合注意が必要です。

 

保険というのはご存知の通り、

年齢が1歳でも若ければ若いほど

保険料が安くなるので、

誕生日直前に駆け込み契約する方も

少なくありません。

 

アフラックはなぜか分からないんですが、

他社に比べると保険の成立or不成立

が出るのが遅いようです。

 

私の以前の職場同僚のFPのケースでは、

アフラックの学資保険の成立が出るまで

1ヶ月以上かかったことがありました。

 

お客さん(保険契約者)はイライラするし、

FPは問い合わせの電話が入るたび、

心臓がドキドキして気の毒でした。

 

がん保険は他の保険に比べると

どこも結果が出るのが早いようですので、

この学資保険のように

1ヶ月以上かかるのは稀なケースとしても、

結果が早いことに越したことはありません。

 

万一審査で不成立になった場合、

他社でまた契約すると

年齢が上がってしまい保険料も

アップしてしまいますからね。

 

 

誕生日の直前にどうしてもアフラック

に入りたい、という方には、

結果が出るまで時間がかかる可能性や

リスクを慎重に説明するようにしていました。

 

特に初回の保険料の支払いを

クレカ払いにすると待たされることが

多いようです。

 

ですので、誕生日直前の方で、

どうしてもアフラックのがん保険に

入りたいという方は、

せめてもの対処方法として、

銀行口座払いをおすすめします。

 

初回銀行口座払いで、成立した後で、

ゆっくりクレカ払いへ変更するんです。

 

おそらくこんなことを暴露しているのは、

私だけかも知れませんね^^

 

最後に

今回「がん保険の必要性や賢い選び方は?

給付金ゼロにしない7つの注意点とは!」

と題してがん保険について

ご紹介しましたがいかがでしたか?

 

なかなか他では話されない裏話も

真剣に検討されている方のために

お話させていただきました^^

 

いまは保険の見直しや保険相談を

無料でやってくれる会社も

多く出てきていますので、

そうった無料相談を利用されるのも

いいと思います。

 

がん保険の加入や見直しを

検討されている方は

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

なにかのお役に立てたらうれしいです!

 

はてブや読者登録をして

絡んでいただけたら、

すごく励みになります(*≧∀≦*)

 

最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました!

 

りこぴんでした♪