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ぎっくり首の症状や原因がヤバイ!首こり専門医が教える解消法とは?

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2017年9月3日更新:  こんにちは!最近、朝起きたら首に激痛が走る、ぎっくり首になる人が増えているそうです。首こり外来の専門医がぎっくり首の症状や原因、すぐに出来る解消法など。ぎっくり首についての話をご紹介しますね!

 

◆目次◆(クリックすると飛びます↓)

 

ぎっくり首が急増?

2017年9月3日更新

「ぎっくり首」ご存知ですか?

 

「ぎっくり腰」なら知っていても、

「ぎっくり首」って、あまり聞きなれないですね^^ 

 

今週、j-waveのjamtheworldの番組内で、

12月12~16日まで計5回に渡って

「ぎっくり首」の特集がありました。

 

今回は、その中で首こり専門外来

東京脳神経センター副所長、

脳神経外科医の北條俊太郎さんが

お話された内容をご紹介しますね!

 

ぎっくり首とは? 

ぎっくり首とは、寝起きで首を動かすと

少しの動作で首に激痛が走る、

首を動かすのが苦痛になるといった

首の症状のことをいいます。

 

そのぎっくり首の症状になる

患者さんが最近増えているそうです。

 

現代人の生活習慣や寒くなっていること

も関係しているとのことですよ。



どんな時にぎっくり首になるの?

ぎっくり首とは、

首の筋肉が緊張している状態の人が、

ある日突然、何らかの拍子で

首の緊張状態が悪化してしまう状態です。

 

何かちょっとした動作で痛くなったり、

寝ている間に首の緊張が強くなって

寝違えてしまったような状態。

 

こうした首の症状を

「頚筋症候群」と呼んでいます。

 

これはこの首こり専門外来の理事長である

松井先生が考えて研究し始め、

本も出されています。

 

首の筋肉が緊張すると、

ただ首が痛いだけではなく、

体中のいろんな部分に症状が出てくる症候群です。

 

北條先生はいろんな患者さんを診ていますが

ずっと何ヶ月も診ている患者さんが

徐々によくなってきたものの、

ある日突然また首を動かすと

すごく痛くなって、1~2週間の間、

なかなか首が動かせなくなってしまう

状態になる、これはよくあるそうです。

 

ぎっくり首の症状とは? 

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首の筋肉が緊張すると出るぎっくり首は

どんな症状が出るのかについて。

 

・首がこったり、押すと痛い

・首を動かしにくい

・首を動かすと痛い

・首を前や後ろに曲げにくい

・首を横に回しにくいなど

 首がそれ以上動かない状態になる

 

これらの症状が非常に強くなる状態が

ぎっくり首です。

 

*肩の痛みについては 

 下記も参考にしてみてくださいね ↓  

www.hanabiagaru.net

 

くしゃみが全身の筋肉へ影響?

たとえばくしゃみをした途端に

首の筋肉を非常に使います。

 

首に強い痛みを感じたりするのは、

くしゃみは全身の筋肉を使う動きで

いきなり最大限の筋肉を使うため。

 

くしゃみした途端に、首や胸、腹筋、

またくしゃみすると

飛び上がったりするので

足の筋肉も使っている可能性があります。

 

こうしてあらゆる部分の筋肉を使うのが

くしゃみなんですね。

 

くしゃみは突発的に出て、

自分で動かそうとしたのではなく

コントロールがきかない状態で

筋肉の使い方をしているので、

首にも無理な緊張が出て

首にもかなりの負担がかかってしまいます。


また首こり専門外来の松井先生によると、

日本の成人のおよそ9割ほどが

首にトラブルを抱えているそうで、

中でもぎっくり首の原因である

首こりの症状に悩んでいる

患者さんが多いとか。

 

これには驚きますね!


ここで番組のナビゲーターの

津田大介さんのお話では、

 

元々首は丈夫だったのに、

2~3年前のある日寝違えて首が痛くなり、

車の運転をして振り返るだけでも

首を痛くて回しづらかったり、

なかなか治らず、大体症状がなくなるまで

半年から10ヶ月くらいかかったそうです。

 

こうした専門外来があるなら

早く行っておけばよかったと

仰っていましたよ。

 

私も寝違えて1~2週間、

首を動かすと痛いという経験があります^^

 

ぎっくり首になりやすい人は?

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起きているとき首の筋肉は必ず使うもの。

首の筋肉の働きをゼロにすることは

できません。

 

たとえば座って本を読んだり

スマホを見たり、

家庭の主婦では調理台に立ち

大根を切ったり、

まな板で調理している・・・

 

そういうとき首が傾いた状態で

首は緊張しているため、

首の緊張が強くなりやすくなります。

 

そんなとき、対象の物をできるだけ

楽な姿勢で首の位置と合わせ

ちょうどいい位置にもってくる、

 

たとえばPCが目の前にあれば

首を自然な状態にもっていけるが、

モニターやスマホが

ずっと下になるとよくない。

 

モニターも目の位置と水平にあると

首が楽になります。

 

デスクトップのPCは水平で、

首にとってはいいが、

ノートPCは首がかなり下へ傾くので

よくない首の使い方です。

 

ノートPCは人間工学的には悪い、

もっと改良してほしいと思っている

とのことです^^

 

まず首の筋肉は自分のものだから

自分で首の姿勢をよくすることを

考えたほうがいい。

 

またストレスがかかってくると

首の緊張がさらに強くなるが、

ストレス自体を治すことは難しい。

 

なぜかというと、

ストレスは外部からの影響が強いが、

首の筋肉は自分で気をつけることが

できるため

首の筋肉は別に鍛えなくていいとのこと。

 

鍛えようとすると誤った方向へ

行ってしまう可能性があります。


たとえば首の筋肉を鍛えれば、

こりが取れるといった情報は間違いだ

と考えます。

 

今はみんなスタイルがよくなって、

首も細く長く美人がいっぱいいますが、

そういう人は首のこりが出やすいんです。

 

・・・だから先生は美人ほど

首がこりやすいと患者さんに言って

なぐさめているそうです^^


そういう人でも首を鍛えようとか、

首の筋肉に負荷をかけて

曲げ伸ばししようなど

首は鍛えたりせずに

そっと使うようにしてください。

 

そっと首を使っていても

起きているかぎり、

首の筋肉は休むことなく、

ちゃんと使っていて鍛えていることに

なるからそれで十分なんです。

 

北條先生によると、

スマホやノートPCを多用している人は

ぎっくり首になりやすいそうですので、

気をつけてくださいね。

 

そのほかぎっくり首で外来へ来られる

患者さんには、歯医者、介護関係の人、

保育園・幼稚園の先生、ネイリスト、

飲食店でお皿洗いをされている方など

が多いそうです。

 

 

ぎっくり首の前兆とは?

北條先生は

首こりと肩こりを分けて考えない、

肩甲骨の周りや肩の上の方が

凝っている場合も

首のこりの延長と考えているそうです。

 

首のこりがひどくなると、

私たちの生活の中で

いろんな辛い症状へと影響してきます。

 

・首こりがひどくなると、

 体がふわふわしてふらつきが出やすい、 
 外出するのも厳しくなる。

 

自律神経の症状が全身に出てくる。

 

*その他体調不良については 

 下記も参考にしてみてくださいね ↓ 

www.hanabiagaru.net

 

 

 

自律神経の影響が全身へ!

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自律神経は内臓の調子を調節している

から内臓がちょっと変、

また体の全体を調節しているため、

体のあちらこちらが少しづつ

調子が悪くなります。

 

心臓がドキドキする

 

・脈が急に早くなる、

 脈が乱れて不整脈が出る

 

・血圧が上がったり下がったりして

 普通じゃないような状態になる

 

消化器系の不調

 

*自律神経については 

 下記も参考にしてみてくださいね ↓ 

www.hanabiagaru.net 

 

最終的には腸の動きも悪化!

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最終的には腸の動きも悪くなります。

 

下痢になったり便秘になったり・・・

 

下痢と便秘はまるっきり反対のような

印象だが実際に調子が悪くなると

両方が同時にきて

正常な状態がほとんどないという

かわいそうな人もいます。


首こりというのは、働きすぎると

酸素と栄養が入らなくなって、

ゆるまなくなってしまいます。

 

それにさらに代謝が落ちてしまう

ということが加わると、

筋肉が骨、金属のように硬化して

しまうことになります。

 

この状態で急に伸ばしていくと、

筋肉が炎症して損傷して激痛が走る

というのが

ぎっくり首ということです。 

 

 

ぎっくり首の解消法とは?

首の筋肉の緊張は

なかなかとるのが難しい、

急に首の痛みが増してくると

2~3週間は痛い状態が続きます。

 

こういうときはあまり動かさない

ほうがいいです。

無理しても良くはなりません。

 

自分の指で押してみるのはいいが、

何か器具でガンガン叩いたり、

マッサージチェアを使うのも

あまり良くないです。


また急に首が痛くなると、

マッサージ屋さんに行こうとする人が

いますがこれもあまり良くならないし、

かえって悪くなった人を

先生は随分見ているとのこと。

 

なので、首が痛くなったらあまり慌てず

に、自分の手でマッサージするか、

家族の手で押してもらうくらいで、

急にはよくならないものと思って

ゆっくりと治していくようにしましょう。

 

虎ノ門のクリニックには

首の症状で来る人が95%くらい、

中には松井先生の本を読んで来る人もいる

小さいクリニックですが、

患者さんは日本全国からきています。

 

首の筋肉に関しては、

まだきちんと診てくれるクリニックは

少ないとのこと。

 

首の筋肉の緊張がある状態は、

まず首の筋肉を診察しなければならないが、

 

診る所といえば整形外科か脳外科

になりますが、

この2つの先生は首の筋肉に関して

あまり関心がないから、

あまり診察しないんです。

 

どうするかというと、

首の筋肉が緊張した症状の人がきたら、

「まずレントゲンを撮りましょうね」

といわれレントゲンから始めてしまいます。

 

私たち(虎ノ門)はそうではなく

首の筋肉の診察からはじめます。

 

ですので、診察をきちんとしてくれる所

(クリニック)なら治る可能性もありますが、

そういう所は非常に少ないのが現状です。

 

 

ぎっくり首の予防対策とは?

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ぎっくり首にならないように

予防対策について。

 

首にとって一番いい姿勢をすること。

 

背骨があって首がバランスがとれて

ふわっと乗っている状態。

 

つまり首の筋肉を全然使わなくても

ただ首が乗っているだけの状態

がいいです。

 

たとえばデスクワークや

その他お仕事をしているときに、

 

なるべく首が傾かない、

首のバランスが取れている、

まっすぐ首が乗っている状態が

望ましいとのこと。

 

あとは首の筋肉をよく温める、

冷やさないことが大事!

 

首を冷やしてしまうと

急に悪くなります。

 

温めるのは首周り全部、

首の筋肉は後ろだけと思う人が多いが、

後ろだけでなく前にもあるため、

 

首の周り全体を1日1回、

時間がある人は朝・晩でもいいので、

お風呂で湯船につかり首を温めること。


首を温めてポカポカしているときに

ネックウォーマーを首に巻く

次の日の朝までポカポカしてきます。

 

そこで毎日お風呂に入れない人は

ドライヤーがおすすめ!

 

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首を温めたり、ネックウォーマーも

ドライヤーで温めると良く、

温めたネックウォーマーを

すっぽりかぶるといいです。

 

温めることによって

首の筋肉の状態がよくなります。

 

自覚症状としては、

首の緊張やこりが少しづつ取れて、

首の血流がよくなってくます。


とにかく首に負担をかけない姿勢を

常に心がけ、

PCやスマホの使い方に注意する、

 

首周りを冷やさない、

ネックウォーマーやマフラーなど

首を温めましょう!

 

 

最後に

今回は「ぎっくり首の症状や原因がヤバイ!

首こり専門医が教える解消法とは?」

と題してぎっくり首や首こりについて

ご紹介しましたがいかがでしたか?

 

寒い冬は特に首を冷やさないように

気をつけたいものですね!

 

すでにぎっくり首や首こりに

悩んでいたり、

スマホを手放せないといった方は

ぜひ試してみてくださいね!

 

なにかのお役に立てたらうれしいです!

 

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絡んでいただけたら、

すごく励みになります(*≧∀≦*)

 

最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました!

 

りこぴんでした♪